石丸製麺株式会社
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夢に魅せられた男達

さらなるさぬきの夢2000に思いを馳せて
「讃岐うどんなのに、小麦が豪州産では格好がつかない」。県内産用の品種が強く望まれる中、農業試験場の多田伸司さんへ開発の打診があったのは1991年のことだった。「やりがいのあるプロジェクトだ」と思ったというが、設備も予算も乏しい上、品種改良は初めての体験。しかも一般に小麦などの品種改良には10年以上の歳月と多くの労力と畑が必要でリスクの多い仕事だといわれている。実際、開発は難しく、目標は遥か遠くのようだった、という。

まず、食感にコシがある福岡産小麦と麺にした際のツヤが美しい広島産を交配し、翌年採れた種を育て、その雌しべにトウモロコシの花粉を付着させるメイズ法で780種の種を収穫した。そのすべてを粉にした後、麺にして茹で、試食する、という日々が続いた。「さぬきの夢2000」が完成したのは、多田さんが開発を始めてから9年後。小麦の名称どおり、2000年のことだった。やや黄味を帯び、もちもちとしながら弾力性に富んでいて風味がよい。評判は上々のようである。

が、多田さんはいう。「さぬきの夢2000」はあくまでも通過点に過ぎない、と。いつかは米のように県内産小麦を一つのブランド化することが目標だからだ。「そのためにもさらなる品種改良に力を尽くしますよ」多田さんは今日も研究を続ける。
■ プロフィール ■
多田伸司さん [ 1945年生まれ ]
香川県農業試験場研究員




扱いが難しいからこそいい麺をつくりたい
「さぬきの夢2000?そりゃうどんにできれば売り物になるけど、あれは難しいね」。県内のうどん店主何人に聞いたことだろう。だが、石丸製麺の開発責任者である石丸芳宏は違う。「難しいといわれるからこそ、この粉を100%使った麺をつくりたい、と思った」と笑う。そうは言っても、他の小麦と違う特性を持つ「さぬきの夢2000」を使っての開発は、簡単なことではなかった。

味はいい。だが、デリケートな粉はまるでわがまま娘のようだった。練りも熟成もタイミング一つで善し悪しが変わる。他の小麦を使う場合とまったく製法を変えなければならない。最初の試作品は、茹でた時に切れてしまい、食感もいまひとつだったという。寝ても醒めても考え続け、試作を続けた。「《讃岐産》と謳うからには他の粉とブレンドするわけにはいかない」。難しいから、と投げ出すことは石丸の頭には全く無かった。試行錯誤の結果、出来上がったのが「さぬきの夢2000」シリーズである。

実際、まだまだ改善点はあるという。開発は終わりではない。だが「粉と商品で認知されたものって今までないんですよね。認知されれば生産者の苦労も報われますからみんなで切磋琢磨する価値があると思うんですよ。だからたとえ茨の道でも、やりがいを感じながらやっています。」と強い瞳でそう語った。

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